バリエーションVARIATION
「ディアマン」限定ナチュラルカラー
オイルコードバンを贅沢に使用した「ディアマン」シリーズから、染色せずに仕上げた《秋冬限定》ナチュラルコードバンのシングルカードケースが登場。
唯一無二の輝きを放つ
コードバン
コードバンは馬のお尻の革から、内部に眠る「コードバン層」と呼ばれる僅かな部位を削り出し、丁寧に鞣した希少な革。オイルコードバンは、その革の内部にオイルを浸透させることで、しなやかな質感とナチュラルな風合いに仕上げています。
コードバンの中で厳選した
ナチュラルカラー
「ナチュラルカラー」のコードバンは、タンニン鞣しされた革の中から特に肌目が綺麗なものを厳選し、染色せずに仕上げています。
そのため、希少と言われるコードバンの中でもより上質で特別なコードバンを使用しました。
染色を施さないコードバンは、タンニンなめし特有のベージュのようなカラーをしています。革の内層にあるコラーゲン層を削り出す特殊な素材ゆえに、色のムラ感など一般的な牛革とは一味違った表情を醸し出します。
経年変化も楽しむことができ、色濃く艶やかに、地の表情もより引き立って、ヴィンテージのような風合いに移り変わります。
世界に誇る
国内コードバンタンナー
革は、兵庫県姫路市にあるタンナー「新喜皮革」から仕入れています。
新喜皮革は、世界でも数少ないコードバンタンナー。原皮を仕入れ、コードバンの削り出し、選別、鞣し、仕上げまで一貫して行い、世界でも高い品質を誇るコードバンに仕上げてくれます。
鞣しの工程では、タンニン液を溜めたプールのような槽に、革を約6ヶ月間漬け込みます。その後、染色、乾燥、削り出し、磨きなどの工程を経て、職人が温度や湿度を厳密に管理しながら、10ヶ月から1年かけて出来上がります。
こうして手間と時間をかけることで、数ある革の中でも唯一無二の輝きを放つ革の表情に仕上がります。
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巧みな技で、仕立てる技術
「新喜皮革」からバトンをつないだら、熟練の職人がコードバンの革を用いて、ものづくりがスタート。
オイルコードバンは小さなキズやシワがあるため、熟練の「目利き」で断裁していきます。断裁の後に、開け閉めや折り曲げやすい繊維方向を決めながら構築。必要に応じて革を漉き、端正な薄さを保ちながら、貼り合わせと縫製を重ねて丈夫にしていきます。
断面のコバ磨きは革本体とはまた違う輝きで製品を彩る輪郭に。ポケットなど細部のステッチワークも手しごとが成す芸術的な均整で仕上げていきます。
急な名刺交換にも
おすすめ
シンプルでミニマルなデザインのカードケース。スーツのポケットに忍ばせても気にならず、急な名刺交換の際もスマートに対応できます。ポケットは3つあるため、相手先と自分の名刺を分けることも可能です。
また定期など、よく使うカード入れとしてもおすすめな一品。
内装革には、経年変化も存分に味わえる上品なカーフレザーを採用しました。
※天然由来の小キズ、擦れ、色ムラがある場合がございます。革本来の風合い、ひとつひとつ違う個体差も、ぜひ味わいながらご愛用ください。
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コードバンの”素のまま”の魅力を味わう”
商品スペック
サイズ:幅98 高さ62mm
素材:オイルコードバン/内装-牛革
カードポケット3
お手入れ方法
「素上げ」と呼ばれる革の表面にコーティングがないコードバンになります。
お使いいただくうちに徐々に油分が抜けていく為、定期的にレザーワックス(
SOK-06)でお手入れすることをおすすめいたします。薄く全体に塗り伸ばし、乾いたらよく乾拭きをしてください。目立たない部分で少しずつ試しながら、全体に塗り、馴染ませてください。
使い始めや、油分が抜けた状態で、コードバン専用クリーム(SOK-08)を使用するとムラになりやすく、跡がついてしまう可能性がございますので、ご使用はお控えください。
オイルコードバンは特に汗や水に弱く、浸透してしまうと水ぶくれのようになることもあります。水ぶくれのようになってしまうと、修復が難しいため、取り扱いに十分にご注意ください。
内装革(カーフ)はレザーワックス(
SOK-06)・レザーケアクリーム(
SOK-14)でのお手入れが可能です。
※オイルで濡れている状態の革を強くこするとシミになる場合がありますのでご注意ください。
※革製品、および使用している染料は、消毒液等に含まれる《アルコール成分》に弱く、付着してしまうと色落ちの原因になります。充分に手を乾かしてから製品に触れるなど、取り扱いには十分にご注意ください。