調教鞍の革で作る
サステナブルなバッグ
ソメスサドルから新たに「アダット」シリーズが登場。調教鞍の生産で生まれる端革を有効活用しトートバッグをお作りしました。
「調教鞍」とは?
ソメスサドルがつくる鞍は、乗馬用の鞍、競馬の騎手が乗るレース鞍、そして競走馬の調教に使われる「調教鞍」の3種類。
今回使用した調教鞍は、その名のとおり馬を調教する現場で使われています。
馬が初めて鞍を付けて慣らすところから、レースさながらに疾走するトレーニングまで、用途の幅広い鞍です。
ソメスサドルの調教鞍は、座面と後橋部分に鞍の核となる「鞍骨」が無い構造が特徴。軽く座面が柔らかいので人馬両方に優しい作りになっています。
ハードに使われる調教鞍には
タフな素材を
調教鞍の革には、強度と耐久性に重きをおいたタフな素材を採用しています。
強度を出すためにクロム鞣し。染色と加脂を2度に分けてしっかりと含ませた後に型押しを施し、ミリング(空打ち)加工でコシを残しつつも柔らかな風合いに。日々ハードに使われる調教鞍のために、しなやかで摩擦に強い革にしていきます。
サステナブルな想いから
生まれた「アダット」
調教鞍の革1枚から裁断出来るパーツは取れて2~3背分。革の状態を見極めながら無駄なく取っても、毎回余りの革が生まれていました。
鞍に使用するために厳選した捨てるには勿体無い上質な革。丹精込めて作られた革に新たな命を吹き込んで、必要としている人に届けたい。ソメスサドルなりのサステナブルな想いから生まれたのが「ADATTO アダット」です。
無骨さと上品さを
兼ね備えたバッグ
ダイナミックなシボ感が存在感と風格を漂わせるトートバッグ。調教鞍の革は日々ハードに使われるバッグにも打って付けです。無骨ながらもワンカラーで統一された趣きは、スーツスタイルでも大人の品格を醸し出してくれます。
ハンドルは、しなやかで手に馴染む持ち心地。気にせず物を入れられる収納力もポイントです。
調教鞍に使われる革から生まれた、言わば調教鞍の弟「アダット」。
人と馬を繋ぎ支える鞍のように、あなたの毎日に寄り添い背中を押す、欠かせない相棒になっていただければ幸いです。
※調教鞍の端革を使用しているため、シワの付き方など個々に革の表情が異なります。個性を生かした素材の風合いとしてお楽しみください。
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調教鞍の弟、鞍の革から生まれたトート
商品詳細
サイズ:幅360 高さ370 奥行120mm
ハンドル立ち上がり:130mm
重さ:約1300g
素材:牛革/内装-コットン
外ポケット1/内ポケット4
お手入れ方法
通常のお手入れは、柔らかい布を使用した乾拭きやブラッシングで表面の埃などの汚れを落としてあげるお手入れをおすすめいたします。革の表面に乾燥してきた感触がありましたら、レザーワックス(
SOK-06)もしくはレザーケアクリーム(
SOK-14)を、薄く全体に塗り伸ばし、乾いたらよく乾拭きをしてください。目立たない部分で少しずつ試しながら、全体に塗ることをおすすめしております。
※オイルやクリームで濡れている状態の革を強くこするとシミになる場合がありますのでご注意ください。
※革製品、および使用している染料は、消毒液等に含まれる《アルコール成分》に弱く、付着してしまうと色落ちの原因になります。充分に手を乾かしてから製品に触れるなど、取り扱いには十分にご注意ください。 span>