バリエーションVARIATION
経年変化を味わうバケッタレザー。
革製品の文化が根付くイタリアは「イタリアンレザー」という総称でコードバンやブライドルレザーに並ぶ「世界三大レザー」とされています。
培ってきた鞣しの技術、そして広大な敷地で育つ牛は皮にキズが少なく良質、さらに鞣しに使われるタンニンの原料であるミモザなどの栽培にも適した土壌を持つイタリアは、まさに最良の革生産地といえます。
その中でも、特に革製造が盛んなトスカーナ地方で、昔ながらの製法を今も受け継ぎ守り続け、伝統的な製法でつくる革は「バケッタレザー」と呼ばれています。
ベジタブルタンニンの液を溜めた”ピット槽”と呼ばれるプールに革を漬け込みゆっくりと鞣す製法。さらにその革を半液状の油脂で満たされた槽に漬け込んで油入れを行います。一般的な革の製法と比べて、非常に時間と手間の掛かる方法ですが、しっかりと繊維が締まってゆがみにくく、油をたっぷり含んでいるためとてもしなやか。使い込むほどに手に馴染みます。
経年変化を楽しむ「育てる革」
100%タンニンで鞣し、オイルをたっぷりと含んだバケッタレザーの一番の特徴は「経年変化」です。
時間をかけてしみこませたオイルによって、使い込むと色深く、艶やかに変化してゆきます。
使い込んで、お手入れを重ねて、愛情を注ぐほど応えてくれる革。まさに「育てる」革です。
革好きの間では、「キング・オブ・経年変化」としてファンも多いようです。
今回はそんな中でも特にハイグレードな革を厳選して仕入れました。
また使用中のキズなどを気にせずガシガシと使い、経年変化を味わってほしいという想いから、キズが目立ちにくいシュリンク型をプレスしています。
ナチュラルに鞣された革ならではの色の濃淡は、型押しをしても表情をお楽しみいただけます。
上品な印象にまとめるクラッチバッグ
人気シリーズから新たに登場したクラッチバッグ。トートバッグでは大きすぎたり、ショルダーではカジュアルな印象になってしまうと悩まれる時に、クラッチバッグはポケットに収まりきらない財布やスマホをコンパクトにまとめて、見た目も上品な印象を添えてくれます。
大きなバッグの日や旅行にはバッグインバッグとして、手帳や大事なアイテムをまとめるのにもおすすめです。
関連ブログはこちらから↓
育ててあなただけの名品に、経年変化を味わうバケッタレザー|ギャロップ
※本体革はコーティングを施さず、素のままの仕上げです。革表面に革本来のキズやシワがみられる場合がございます。
商品スペック
サイズ:幅270 高さ160 奥行40mm
重さ:約324g
素材:牛革
内ポケット3
お手入れ方法
通常のお手入れは、柔らかい布を使用した乾拭きやブラッシングで表面の埃などの汚れを落としてあげるお手入れをおすすめいたします。革の表面に乾燥してきた感触がありましたら、レザーワックス(
SOK-06)を、薄く全体に塗り伸ばし、乾いたらよく乾拭きをしてください。目立たない部分で少しずつ試しながら、全体に塗ることをおすすめしております。
※オイルで濡れている状態の革を強くこするとシミになる場合がありますのでご注意ください。
※革製品、および使用している染料は、消毒液等に含まれる《アルコール成分》に弱く、付着してしまうと色落ちの原因になります。充分に手を乾かしてから製品に触れるなど、取り扱いには十分にご注意ください。 span>