肌に触れるたび、味わいを増す革を、自分だけのかたちに育て上げる。
イタリアのトスカーナ地方の伝統的な技法でなめされる「バケッタレザー」は、まさに”育てる革”と言えます。
バックパックに引き続き、トートバッグが入荷いたしました!
トートバッグもバックパック同様、前面は接ぎのない仕上げ。見た目はスマートな縦型トートですが、マチ幅広く収納はたっぷり。ビジネス使用にもスタイル幅広くマッチしてくれるアイテムです。
「ギャロップ」シリーズで使うのは、牛革のショルダー(肩から首部分)。動きが多い首肩周りはシワが付きやすく、鞣された後も大胆なシワが見られる革です。
さらにはキズや、繊維の密度の違いによる染め上がりの色の濃淡。シュリンク型のプレスを施してもなお、本来の表情が豊かに残ります。
前面にポケットを付けずシンプルに仕上げたのは、革の表情、経年変化を楽しんでいただきたいから。接ぎも入れず一枚で仕立てました。
体に触れる背面とショルダーの裏は同色で、家具用に開発された天然皮革を合わせています。
クッション入りのショルダーは馬具の鼻革をモチーフに、さらに胴との接続部には負荷の補強とデザインのアクセントを兼ねた、太目のステッチを施しています。
じっくり時間をかけタンニンでなめしたバケッタレザーは、豊かな経年変化が魅力。
手で触れたり、ブラシの摩擦など、触れる箇所ほど色深く変化します。
ファスナーの引手やハンドルなど、手に取る箇所に芯を入れ立体的に仕上げているのは単なるデザインではなく、経年変化による色の濃淡を楽しんでもらいたいため。
既存のお財布を仕立てる細やかな技を引継ぎ、ネン引きやステッチなど細部まで丁寧に仕上げました。
日々使い成長してゆく革、掌で包み込める財布とは一味違った変化を見せてくれるはずです。
その変化に気付くたびより愛着が増してゆくことでしょう。あなたオリジナルの一品に育てお楽しみください。
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