競馬の調教鞍をモチーフにつくられた「ハロン」シリーズ。
2WAYボストントートは、出張や旅行、ゴルフやジム通いなどに活躍する、大容量ながら使いやすさが魅力の一品。シンプルで上品な佇まいで、さりげなく漂うレザーハンドメイドならではの品格が特徴です。
この春、素材から選び直した特別仕様の「ネイビー」を数量限定で生産しました。
本体革に選んだのは、ソメスサドルを代表するレディースバッグ「イルザ」シリーズで使用している、ドイツ製のシュリンクエンボスレザー。ヨーロッパならではの美的感覚でなめし染色された絶妙なシボや色味が、落ち着いた気品ある雰囲気を醸し出しています。
ソフトな本体革を引き立てる付属革は、ハードな革の王道、イギリス製ブライドルレザー。
馬具のためになめされた質実剛健な革で、ソメスサドルの馬具にも用いるハイグレードなブライドルレザーです。
選りすぐりの原皮をじっくり時間をかけてなめし、オイルをたっぷり染み込めて仕上げられた革。表面に浮き出るブルーム(白い油脂成分、使ううちに艶に変わっていきます)が風格たっぷりです。
ハンドルやショルダーの付け根など、負荷がかかる部分はより丈夫にと、馬具ブランドらしい堅牢性への追求が細部に宿ります。
「良い革」の魅力である「使うほどに馴染む」点は、2種類の革ともに充分なハロンですが、仕様においても使う人の使いたい形に合わせて馴染んでいくのが愛用者の多い理由のひとつ。
ハンドルは肩掛けから手持ちの長さまで幅広く調節が可能。シートベルト並みの強度と安定感を持つナイロンのショルダーベルトで肩掛けスタイルもおすすめです。
内ポケットは両面2か所ずつの計4つ。深さも2パターンで仕分けしやすく、出し入れしやすいオープンポケットです。
ビジネス道具はもちろん、着替えやシューズなどを入れて、オンオフ問わず様々なシーンで使う人に合わせて活躍してくれるはず。
ソフトな革とハードな革、複数の異なる革を使い、それぞれの特性を活かして、使い手に負担がなく動きやすいように仕立て上げるのは「鞍づくり」の基本。
鞍の中でもハロンのモチーフである「調教鞍」は、乗馬鞍の堅牢性とレース鞍のフィット感、それぞれの良い所取りをしたとも言える、人馬の激しい動きをサポートする鞍です。
実はソメスサドルの調教鞍は、国内競馬界で多くお使いいただいている影の看板商品。限定レザーのハロン2WAYボストントートは、その技術とコンセプトを従来以上に体現しています。
ダレスバッグや鞍型バッグとはまた違いますが、ハロンならではのソメスサドルらしい風格と美しさを、ぜひその手で体感してみてください。
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