永く愛される珠玉の一品。
お好きな革の色とステッチを組み合わせ、オーダーいただいてから仕上げます。
最高の革を吟味し使用する部位を選び抜き、作り手たちが生きた革と向き合い一つ一つ丁寧に仕上げていく。素材選びから妥協を許さないのは、命を預かる馬具づくりが根底にあるためです。
使うほど馴染み味わいの増すレザーアイテムをお届けいたします。
ソメスサドルのオーダーデスクマットは、オーダーを頂いてから北海道砂川市にあるソメスサドル砂川ファクトリーにて製造します。
創業から半世紀以上、馬具づくりを続けてきたソメスサドル。今や革製品までも幅広く生み出すすべての根幹には、馬具づくりで培われた「妥協しないものづくり」への想いがあります。
そのはじまりは素材選びから。国内外で鞣され入荷した革は1枚1枚目を通し、ソメスの製品づくりに適した革かどうかを吟味します。
オーダーデスクマットには、ベジタブルタンニンで時間をかけて鞣された上質なヌメ革が選ばれました。
ヌメ革とは、植物由来の成分であるタンニンを使って鞣された革です。主にミモザやオーク由来のものが使われています。
ピット槽に漬け込みじっくり時間をかけて鞣された革は、繊維が締まり丈夫で切れにくい仕上がりです。使い込むうちに繊維がほぐれ、やわらかく手に馴染んでゆきます。
また、エイジングの変化が大きいのもヌメ革の魅力。
手で触れたり日光を受けることで、ツヤが増して色濃くなり表情の変化を楽しむことができます。
作業台の上に大き広げられたヌメ革。ここからデスクマットは生まれます。
革は布のように均一な素材ではありません、キズや血筋、さらに繊維の方向など革の特徴を見極めながら、裁断する位置を決めてゆきます。
裁断は手断ち。皮切り包丁を、引かれた線に沿い真っ直ぐに引いてゆきます。少しでも無駄に出来ない貴重な素材、美しい製品として仕上げる為にもミスは許されませんが、熟練した職人の感覚で迷いなくスッと包丁を引いてゆきます。
ヌメ革は厚さ◯mm。表と裏、2枚の革を貼り合わせて仕立てるため、そのままでは分厚い仕上がりになってしまいます。専用の機械で適した厚さにスライスします。
裁断の職人によって、裁断された革は仕立てる職人の手に渡ります。
デスクマットの表面となる上下2枚の革、芯材を貼り合わせます。接着剤を使い、ローラーで丁寧に圧着してゆくと、芯材の形に沿って形が浮き出てきました。
表面を万遍なく貼り合わせた後、さらに隙間を埋めてゆきます。芯材の形に沿って隙間を貼り合わせてゆくと、よりクッキリと形が浮き上がりました。
両面隙間なくしっかりと接着された後、デスクマットの実サイズにカットします。
革製品の裁断された面を「コバ」と言います。革包丁で裁断された断面は荒く毛羽立ちやすいだけでなく、見た目の美しさにも関わります。コバをヤスリで滑らかに磨き上げたら、ニスを塗り、乾いた後にヤスリで凹凸を削り、再びニスを重ねる。 この工程を繰り返し、美しいコバへ仕上げてゆきます。
数々の工程を経ていよいよ最終のミシン掛けの行程へ。底面が擦れて傷つかないよう、土台の無い特殊なミシンを使います。
ラインに沿ったわずかな幅を直線で縫うためには、支える手の感覚が頼りです。
さらに、足元のペダルで針を進めるミシン掛け、手元とペダルの感覚に注意を払いながら、一針ひと針慎重にすすめてゆきます。
オーダーをいただいてから、ソメスの職人が一点一点作り上げるデスクマット。シンプルなアイテムの中にも、ソメスの職人の技やこだわりが込められています。 一枚として同じもののない革から仕立て、手に取った後は日々のデスクワークに寄り添って風合いを変えることで、真にあなただけのオリジナルな逸品に仕上がります。
ソメスサドル一部店舗、およびネットショップにて承っております。
〉サイズ | B3(515×364mm)/B2(728×515mm) |
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〉本体色 | ●●●●● ブラック/ダークブラウン/ライトブラウン/ネイビー/グリーン |
〉ステッチ | 革と同色/アイボリー |
〉刻 印 | 無料(ネームのみ)※特別なロゴは別途費用がかかります。 |
〉納 期 | 約3ヶ月 |
〉価 格 | B3 66,000円/ B2 132,000円 |
ロゴマークや記念の文言の刻印が可能です。
■版制作費:(10cm×10cm以内)15,000円(税抜)~
ご依頼につきましては「オリジナルグッズオーダー」フォームもしくは
info@somes.co.jpまでご連絡ください。
※イラストレーター等のデータをご提供いただきますと精度の高い製版になります。
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