「お母さんに日頃の感謝を伝える日」として、手紙やメッセージを添えたお花をプレゼントする、という方も多いかもしれません。
お花やメッセージにもうひとつプラスしたい、そんな方はレザーアイテムを選んでみてはいかがでしょうか。
お誕生日や記念日とは少し形を変えた贈り物、母の日にぴったりなレザーギフトを、ソメススタッフがおすすめします。
三重県の田舎にある私の実家の庭には、季節ごとに様々な花が咲きます。
私の母親は野菜や花を自分で栽培するのが好きだったようです。
自分にとっては当たり前のような光景だったのでそれほど強く意識したことはありませんでしたし、大人になってからも特に深く考えず母の日には花とハンカチをちょくちょく贈っていました。
根の付いた株で小さい鉢植えで贈ることもあれば、切り花の束のときも。
母が亡くなったとき、5月ということもあり、家の周りにはいろんな種類のたくさんの花が咲いていて、鉢植えだけでなく地面に植えられているものも多く、何をどう手入れすればいいのか、花の知識が全くない私は困り果てていました。
葬儀が終わって誰もいなくなった実家にしばらくとどまり、草刈りなど庭の手入れをしていると、近所の人たちが入れ代わり立ち代わり声をかけてくれます。
母の育てた花をよくもらっていたとか、
上手な野菜の作り方を教わっていたなど。
そんな中、
「ケンジくん、母の日に花贈ってたやろ?さっちゃん、それ植え替えて育てとったんやで。花もらいに来るとな、そんな話ようしとったもん。たぶん、アレとかソレもそうやに」
と近所のおばちゃんが教えてくれました。
花の種類もわからず、ネットで適当に見つけて贈った小さい鉢植えが、見事な株に成長しています。
しかも畑の地面で。
「ウソやん!マジで!?」
実家の中を片付けていると、大量の花瓶や一輪差しも出てきました。
実家にいた若いころのことをよくよく思いだしてみると、仏壇、玄関、キッチン、居間などあらゆるところに生花があって、今思えばそれらはほとんど庭に咲いていたものだったような気がします。
花を育てて、それを飾ったり人にあげたりするのが母の生きがいとまではいかないにしても大きな楽しみだったんだなと改めて思いました。
母を亡くしてから思うのは、彼女が欲しかった花や好きだった花をもっと意識して贈ればよかったという後悔と、 贈った花を大事に育ててくれるほど気に入ってもらえていたんだなという安堵の気持ち。
去年は気持ちに余裕がなかったけれど、今年5月の実家の庭にはどんな花が咲いているのかじっくり観察したいと思います。
そして以前母がしていたように、それらの花を摘み家の中に飾りたいです。
花瓶はもちろん、「ドムス」のフラワーベースで(笑)
庭に咲く草花とナチュラルなヌメ革。
とても相性が良さそうな気がします。
大きい方、それとも小さい方、どちらにしようか迷いますね。
いっそ大きい方を玄関に、小さい方をリビングに置こうかな。
だれもいない実家への帰省。
いろいろ想像していたら、なんか楽しみになってきました。
母の日のギフトをお悩みならドムスのフラワーベースとお花を一緒に贈りませんか?
きっと喜んでもらえると思いますよ。
おすすめの記事
RECOMMENDED
CATEGORY