ソメススタッフインタビュー vol.2｜ソメスをつくる場所と人

Interview

ソメスサドルで働こうと思ったきっかけ、決め手は何でしたか？

森田：私自身乗馬をしますし、これまで輸入馬具販売会社で営業職をしていて、「もっと馬具を極めたい」という思いが強くなってきました。馬具メーカーは日本では唯一、ソメスサドルだけなので迷いなく一択でした。

― 入社前からソメス愛が強かったんですね。

森田：もちろんです。 私自身、馬術において国内産馬の強さを信じて戦ってきていましたし、馬具においても 2021年の東京オリンピック時に海外からの馬術関係者から「日本製は？」と聞かれる機会があり、この頃から「輸入品」ではなく「メイドインジャパン」に携わりたいなと考えていました。

仕事上でもソメスサドルの社員さんに会う機会があり、仕事に熱い方達という良い印象を持っていたので同じ環境で働きたいと考えました。

― 熱い気持ちが伝わってきます。

森田：以前からソメスサドルの財布や鞄などを愛用していたのでユーザーとしても製品の質の高さを知っていたので迷いはありませんでした。

― 実際店頭に立ってみて楽しいこと、良かったことはありますか？

森田：お客様から「また来ます」と笑顔で言っていただけた時がすごく嬉しいですし、楽しいです。
「革」に関する知識が薄かったので、入社後すぐに「革」を学ぶことから始めました。接客ではなおさら「確かな知識がお客様からの信用になる」と感じたので、レザーソムリエBasic（初級）資格を取得しました。

今はその上のProfessional（中級）取得を目指しています。「革」の奥深さ、魅力を知れたのもソメスサドルに入社して良かったと思うことです。

― やりがいは感じていますか？

森田：銀座店のスタッフは兵藤店長をはじめ先輩方の販売スキルがとても高くて、予算に対しても意識が高いので日々勉強になりますし、一丸となって予算を達成できた際にやりがいを感じます。
現在、GINZA SIXニュース店舗投稿記事と、銀座店のInstagramも担当させてもらっています。前職でのキャリアをこのように活用できるのはありがたいですし、銀座店の今後の伸びしろの一部分になれるように取り組んでいきます。

また、同じフロアの競合他社のスタッフと売上状況の調査で接する機会も、新たな発見や刺激になっています。

― 大変だなと思うことは？

幸運なことに好きなことを仕事にしてきたので、仕事を大変に思うことがありません。苦さえも成長の糧と思っています。

― しっかりした考えですね？　ということは、今後の目標も明確なのでは？

はい。以前から「馬具を極めたい」と、キャリアを積んできたので、今後はソメスサドルでも馬具を担いたい考えています。
競馬方面ではすでに国内シェア7割を占めていますが、乗馬方面では輸入馬具が優勢なので、そこを転換させるのが私の目標です。

例えば、日本人の体型や乗用馬で多くを占めるサラブレッドに合う乗馬鞍の開発など、日本で唯一の馬具メーカーだからこそできる取り組みをして、国内のみならず海外にもソメスユーザーを広げたいです。

現在、銀座店の店舗で「革」を勉強する傍ら、乗馬に興味をもっていただけるお客様がいるとこれまで積み上げてきたものが役立っているなと感じることがあります。日本でももっと乗馬を楽しむ人が増えたら嬉しいです。

Message

― では最後に、これからソメスに入ってくる新しい仲間にメッセージをお願いします。

森田：　販売の仕事の求人は、沢山あると思います。ただソメスサドルの場合、他社にない強みに「馬具屋」というバックグラウンドがあります。
例えばダレスバッグにも、至る所に馬具屋ならではの手法が取り入れられていて、これらのストーリーを語り、それがお客様に響くと「モノ」にさらに付加価値がつきます。そういったストーリーを兼ね備えている会社はなかなかないのではないでしょうか。

ソメスサドルの社員は中途採用が大多数なので様々なキャリアをもった人達と協力しながら切磋琢磨する楽しさもあるかと思います。革好きな方はもちろん、他とは一味違うような販売の仕事がしたい方にもおすすめです。