雨の季節も革と上手に付き合う|愛用品の休ませ方

大切な愛用品を長く楽しむために

レザーバッグの保管方法

日に日に夏日のような気候が増えてきた5月下旬。
時にザッと強い雨が降る日も増えてきましたね。

「お気に入りのバッグを雨に晒してシミをつけてしまった。」
なんてことにはしたくない。
大事な愛用品を守るために、時にはレザーバッグをお休みすることも大切です。

梅雨や北海道は雪の季節、革にとってリスクの高い季節は意外と多いもの。
そんな時のバッグの保管、どうしていますか?

大切な愛用品を長く楽しむために、レザーバッグの保管方法をご紹介します。

正しい保管は革の劣化を防ぐ

「バッグは使っていなければ革は劣化しない」
そう思っていませんか?

実は、保管状態が悪いと乾燥やカビを招くことになりかねません。
革の健康状態を保ち、末永く使い続けるためにも、保管方法には注意が必要です。

保管の前にまず、ブラッシングや乾拭きなどで表面をきれいにし、オイルメンテナンスを加えた場合は余分な油脂を取り除きしっかり乾かしましょう。

型崩れを防ぐためにバッグの中にタオルや新聞紙を詰めます。新聞紙はバッグ内の湿気を吸収する役割も担ってくれます。

通気性の良い布や不織布の袋に入れることで、保管中のホコリや汚れを防いでくれます。

バッグの保管は、日の当たらない風通しの良い場所が適しています。
縦置きか、柔らかい革の場合は吊り下げて保管すると、下部の潰れを防ぐことができます。

長期の場合はリフレッシュを

お教えした保管方法をなぞっていても、長期にわたる場合は時折袋から出して風通しの良い所に置いてあげる事をお勧めします。
湿度が気になる時は併せてブラッシングしてあげることで、カビを防いでくれます。

お手入れは革を丈夫にしてくれる

革を定期的にお手入れすることは、美しい経年変化を促すだけではありません。

お肌に例えれば、化粧水やクリームを塗らないと、乾燥してボロボロになるように、革もお手入れを怠ると乾燥が進み、革表面が割れたり、ハンドルなど負荷のかかりやすい箇所は切れやすくなってしまいます。

乾燥を放置し過ぎると、オイルやクリームを塗っても入りにくく、元に戻らないことも。
長く使い続けるためにも定期的なお手入れは大切です。

 関連ページ 革のお手入れについて

取扱いに困ったら
スタッフへお尋ねください

例えば同じバッグでも、使い方が違えばお手入れの頻度や方法も変わります。

基本通りにやってみたけど何か違う…
こんな時どうすればいいの?
そんな時はお気軽に店頭スタッフへお尋ねください。

お手入れに関するイベントも各店開催しておりますので、この機会にぜひご活用ください。

今後開催のイベント

お手入れ・リペア相談会
銀座店・松屋銀座店
5月25日(土)・26日(日)

お手入れ講習会
ソメスサドル札幌店
6月下旬予定

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