強固に鞣された革にしなやかさを加える。
乾燥を防いで美しさを保つ。
使い込むほど味わいが増す。
これら上質な革の特徴に欠かせないものが「油分」です。
たっぷりと油分を含む革はしっとりと艶やかな表情が魅力。
しかし新品の状態では革の表面に白く浮いて固まる「ブルーム」が見られるものもあります。
使い込んでいくとそのブルームがだんだんと馴染み、次第にオイリーな深いツヤへと移り変わります。
その代表がブライドルレザーです。
「ブルームが出ているものはすべてブライドルレザー??」
いいえ、実は違うんです。
油分をたっぷり含んでいる革には、自然にうっすらと浮いてくるものもありますし、革表面を油脂で保護するいわゆる「蠟引き」という仕上げを施した革もあります。
ワックスレザーは文字通り「ワックス(蝋)を施した革」のこと。裏面まで滲み出てくるほど表面からオイルや蝋をたっぷりと染み込ませるブライドルレザーと違い、表面に蝋を塗布して仕上げます。
装飾的な意味合いのものもみられますが、本来は水分油分が革から出にくいよう、また、水分を吸い過ぎないようにと表面保護を目的とした仕上げです。使い込むことで自然と表面が磨かれ蝋が馴染み、深みのあるツヤと美しい経年変化を見せてくれます。
ソメスが選んだワックスレザーは植物性タンニンで鞣した国産のステアハイド(成牛)。血筋やシワなど、昔ながらの革本来の表情が楽しめるようにと表面加工は一切加えていません。
同じようにブルームが浮いた革ですが、表面をバフィングして加工するブライドルレザーとはまた違った魅力にあふれていておすすめです。
重厚感あるオーラを纏う、独特な表情。
数あるインテリアグッズの中に数十年前のヴィンテージグッズが混ざったような、モダンとクラシックが融合した空間を演出してみてはいかがでしょう?
ソメスの人気定番商品「スクエア」。
蝋引きのオイルレザーに馬具の頭絡をイメージしたパーツを組み合わせたクラシックムード満載のバッグです。
今回、この革をドムスの小物に取り入れました。
オフィスのデスクの一角に、あるいはリビングや寝室などのプライベート空間に並んだお気に入りのスペースに、贅沢さを添えてくれるはずです。
自由に組み合わせて、あなただけの空間演出をお楽しみくださいませ。
数量限定につき、なくなり次第終了いたします。
ドムスシリーズはこちら
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