「身につけていると幸せになれる」といわれる”ラッキーモチーフ”。
四つ葉のクローバーや月など数々のモチーフがありますが、馬の蹄につける”蹄鉄”もそのひとつ。
創業以来馬具づくりに携わり、馬と関わってきたソメスサドルには、製品に馬蹄のモチーフが多く取り入れられています。
馬蹄がラッキーモチーフといわれる由来と、馬蹄を用いたソメスサドル製品をご紹介します。
蹄鉄(ていてつ)は主に馬の蹄に付ける金具のことを言い、馬蹄(ばてい)は馬の蹄を守るために装着するものの総称です。
乗馬や競馬などで使われる蹄鉄は鉄やアルミニウム製が一般的ですが、最近はスニーカーのような素材とデザインのものも登場しているのだそうです。
▶︎馬の削蹄(爪切り)の様子。怪我や病気を防ぐため定期的なケアが必要。
そもそも野生の馬に蹄鉄は必要ありません。野生の厳しい環境下で栄養価の高い自然の餌で生活することで蹄が頑丈に発達するためです。
一方、家畜として飼われる馬は、多様性の少ない餌で栄養が十分にとれず、限定された環境で育つため、蹄が発達しにくく傷にも弱くなってしまいます。また馬車や積み荷などで馬が受ける負荷が増すことも、より蹄を磨耗させてしまうため、蹄の形に沿った蹄鉄を装着するようになりました。
人と馬の歴史は深く、蹄鉄も中世以降のヨーロッパを中心に広がりました。
あわせて馬蹄はヨーロッパでは伝統的なお守りとされていて、魔除けや富の象徴などの意味が込められていますが、その起源は諸説あります。
また、日本では「馬は人間を踏まない」という性質から「安全運転」のお守りとする風習が生まれました。
蹄鉄を身につける飾るときは、どちら向きが良いのか。地域によって異なります。
∪は上部が開いていることで「幸せを受け止める」といわれています。∩は下部が開いていることで不運とする地域もありますが、「不運を落とす」「幸せがふりそそぐ」という意味があるともいわれています。
蹄鉄のモチーフを取り入れたソメスのアイテムをご紹介します。
レディース財布の人気シリーズ「ピルエット」。上品なシュリンクレザーに、蹄鉄のモチーフをあしらったシリーズ。ファスナー付きのアイテムには、引き手にも同じ蹄鉄モチーフが。
ツヤが美しいヌメ革で、鮮やかなカラーを揃えたキーホルダ。馬具の手綱をモチーフにしたデザインの中央に、蹄鉄型の美錠をあしらっています。幅広いカラーを揃えたシリーズは、男女問わず贈り物に最適です。
なめらかできめ細やかなカーフ(孔牛革)を使った「フリージアン」。上質な素材と豊富な収納力で素材感あるアイテムに、さりげなく蹄鉄の刻印を。
厚みあるオイルレザーを使用したメンズベルト「ホースマン」。蹄鉄型の美錠が目を引きます。馬具ならではの太いステッチは馬具づくりを続けてきたソメスならではの遊びごころ。
ブライドルレザー特有の風合いが印象的。使うごとに味わいが増す「スクエア」。馬具にも使われるツバ型ナスカンが目を引きますが、内装のファスナーの引き手には蹄鉄をあしらっています。
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